バイオマス事業の事例

案件

廃棄物からバイオマス製品を製造し販売する事業です。

 

支援内容

事業戦略の再構築i

  • 補助金活用により新装置導入し製造品質改善
  • 販路開拓
  • 自治体からの発注

 


課題1販売体制が不十分

 

関連法規の改正により品質規格が強化され販売条件が厳しくなりました。自社使用に8割使用し外販は2割程度です。専任の営業担当はいません。

  • 解決策1 販売戦略骨子を策定

 事業としての収益を確保するためには外販比率を高めることが必要です。3年後5割とする。外販の市場選択をすることが必要です。実績のある市場を軸とします。販売には営業担当が必要です。営業担当育成のため外部委託とします。 

課題2 商品の認知が不十分

 顧客のHPに廃棄物を回収してバイオマス製品が製造でき、環境に優しいとの説明があります。製品の品質や供給体制に関しては情報は有りません。購入対象ととなる顧客が必要とする情報開示が有りません。

  • 解決策2 プロモーション戦略骨子の策定

 

 販売活動につなげるためにはインパクトの強いイベントでの商品の認知が必要です。自治体との協力関係を活用して自治体施設での利用を目標とします。イベントから情報確認へと動線をつなげます。

課題3 事業の採算性の確保が不十分

 バイオマス製品事業のみで中小企業が事業採算を確保するのは大変です。原料の確保での量と品質の問題、製造工程での品質確保と製造コスト削減の問題、販売での販路開拓や営業担当の育成の問題があります。

  • 解決策3 補助金活用による設備投資案の作成

 

 国の補助金を活用し製造の問題を解決し、供給量を増大し販売拡大を目指します。