中小企業経営者の方が学習する機会を積極的に求めてセミナーや勉強会に参加されています。そこでの内容の多くは他の経営者の成功事例が中心になります。成功事例を自社に適用する場合、事業背景や従業員の意識や教育を考慮する必要があり、そのまま導入とはなりません。自社向けに変更が必要となります。そこで有効なのが理論的な分析に基づく現状把握です。経営学や関連諸科学の原理を学ぶことは分析力が向上します。
電子書籍は専用の端末やパソコンやタブレットが必要です。しかし多くの利点があります。書店に出向かなくてもネットで書籍が購入できます。価格も紙の書籍より安価な場合が多くあります。書籍の持ち運びや保管が容易になります。
オンライン学習により無料で大学程度の授業が受講できます。JMOOCがおすすめです。多くの講師は大学の教員です。受講者は講座を選択し登録すれば学習できます。既に10万人以上が登録しています。多くは4回の講義でテストを受け基準を満たせば修了証がもらえます。講義コンテンツは動画配信で公開期間が限定されています。有料ですが受講生を対象にした3時間程度の面接授業を取り入れた講座もあります。入門的な講座が多くありますので気軽に学習できます。ただし、講座は体系化していないためより高度な学習や関連分野を連続して受講はできません。正式な教育課程ではないので単位認定もありません。